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鏡を作ってみました

2024年08月25日

最近噂の鏡を作ってみました。
ショップにもこの機能を使った鏡を見かけるようになりました。
長らく、SLの住人をしておりましたが、ついにこの日が来たかぁ~って感じです。
艶やかな表面を再現出来ても、景色を反射したオブジェクトってなかったですよね。
特に家の小物として鏡があったとしても何も映らない形だけだったので、いつか本当に鏡としての機能を持ったオブジェクトが作れるようになればいいなぁと考えてました。

現在はPBRの機能を実行できるヴューワーだけの様ですが、それでも一歩リアルに近づいてきたかな。



まぁ、初めての作成なので不手際な説明点があるかもですが、一応やった事、記載しておきます。

FireStormでの鏡の作り方。

前提条件として

上部のバーの、制作 → オプション → Select Reflection Probes にチェックがある事。
これを入れておかないと、反射用に作った透明オブジェクトを掴めません!

環境設定の、Screen Space Reflection、mirrorにチェックがある事。
Screen Space Reflectionは水面に物体を映すか映さないかなので、鏡として使うシーンにはいらないと思うので自分は外してます。

Reflection Detail → Realtime
Reflection Coverage → Full Sence
Mirror Resolution → 1024(妥当な数値として)
Mirror Update late → Every 2nd frame(自分の設定として)

Mirror Resolution は鏡に映った解像度と言いますか、2048ならくっきり自分のアバターが鏡に映りますが、動きは重くなります。
Mirror Update late は映す対象の動きの滑らかさでしょうか。 Every frameにすれば一番滑らかな動きになります。なので4ndに設定すれば鏡に映ったアバターの動きはカクカクになります。


作成

まず、鏡部分を作ります。
制作でオブジェクトを1個作成し、作りたい形状にしておきます。
自分は薄い四角の板状にしました。

すでに作成した物があって、それに付与したい場合は、そのオブジェクトをRezします。

鏡面にしたい面を選択して、TextureのBlinn phongタブを選択して下部の3つのテクスチャを全部ブランクにします。
右側の Glossiness と Environment にそれぞれ255を入れる。

設定した面に後方の景色が映りこむ状態に仕上がってます。

次に反射部分を作ります。

作成で1個オブジェクトを作成します。

特徴タブの下にある Reflection Probe にチェック。何か表示が出るけどそのままOKして進みます。
この時点でオブジェクトは透明ファントムになります。
Probe Update は Mirror (Everything) になっている事を確認。

上の面を正面に向くように90度回転させます。

鏡部分と合わせていきます。

2つの位置関係としては2つとも同じ中心位置に来るように合わせると鏡として自分が映るようになります。
反射部分(Probe)は鏡部分を囲うように少し大きめにしないと隅の部分が上手く映らなので、その辺はカメラを動かして確認しながら調整します。
自分は反射部分の厚さというか奥行?は透明ファントムなのでそのままにしましたが、作成した物の大きさによって変更した方がいいかもしれないですね。
  
タグ :PBR


Posted by Ryuken at 13:43Comments(0)製作日記